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「鶏鳴狗盗」の意味や読み方

鶏鳴狗盗

読み方
けいめいくとう
意味
いやしくつまらない者。鶏の鳴きまねをする人と、犬のようにこそこそと人の物を盗む人。戦国時代に斉の孟嘗君(もうしょうくん)が、秦の昭王のとりことなった時、すでに王に贈ってあった狐の白裘(はくきゅう。狐の腋の白毛皮で作ったかわごろも)を、狗のまねをする食客に盗み出させて、王の寵姫(ちょうき)に献じて釈放され、逃げて函谷関(かんこくかん)に来たが、深夜のため関は閉ざされていて、鶏が鳴かねば門は開かれなかった。従者の中に鶏の鳴きまねの上手な者がおり、鶏の鳴きまねをすると、あたりの鶏どもが鳴き出したので、関門が開かれ、通過して脱出することが出来た、という故事。
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