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「鳴る神も桑原に恐る」の意味や読み方
鳴る神も桑原に恐る
読み方
なるかみもくわばらにおそる
意味
雷も桑原は避けて落ちない。これは平安朝時代、天神さまに祭られている右大臣菅原道真が、左大臣藤原時平のざんげんにより、九州太宰府に流され、その地で死んだ。 俗説ではあるが、道真の亡霊がかみなりさまになり、しばしば、京都地方へ落ちて人心を寒からしめたが自分の領地の「桑原」には落ちなかった。 そこでかみなりさまが鳴ると「クワバラ、クワバラ」と唱えるようになったという。
五十音
その他