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「悲しみに悲しみを添うるな」の意味や読み方
悲しみに悲しみを添うるな
読み方
かなしみにかなしみをそうるな
意味
失意の人や不幸な人を慰め、死を弔い遺族を慰めるような場合にどのような言葉がよいかは、みな人の迷うところである。死に面しても涙をみせぬ、取り乱さないのが立派な態度とされているが、それは一種の虚栄心である。そうした態度を否定してただ嘆きにうちまかせて、「悲しみを増すような弔いをしてはならない」と親鸞は説いている。
五十音
その他