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「玉の盃、底なきが如し」の意味や読み方

玉の盃、底なきが如し

読み方
たまのさかずきそこなきがごとし
意味
見掛けは立派でも実際の役には立たないもののたとえ。「巵」は杯、「当」は底。宝玉で作った立派な杯でも、底がなくてはなんの役にも立たない。外見は立派だが、実際には使えない物のたとえ。また、実(まこと)に立派でよい物だが、一つだけ足りない点がある、ということのたとえ。
その他
【参考】『徒然草』第三段に「万にいみじくとも、色このまざらん男は、いとそうぞうしく、玉の巵の当なき心地ぞすべき」とあるのはこれに基づく。
【英文】It seems that the cup of jewelry does not have a bottom. It is not practical. /There is only one fault.




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