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「鼎の軽重を問う」の意味や読み方
鼎の軽重を問う
読み方
かなえのけいちょうをとう
意味
権力あるものの実力を疑うこと。「鼎」は、古代中国で使われた三本足の大きな金属の釜で、王位や権威の象徴とされた。楚の壯王が天下を取ろうとする野心があって、無礼にも周王室の宝物である鼎の重さをを尋ねたという故事により、統治者を軽蔑して、これに代わって天下を取ろうとすることのたとえにいう。「鼎の軽重を問われる」といえば、実力を再評価される、実力を低く見られる意にも使われる。
五十音
その他